いぶき療護苑

いぶき療護苑とはどんな施設?

いぶき療護苑は、重度の障害を持った方々が保護者と離れて暮らしています。男性16名、女性16名の30代~60代方々が生活しています。例え障害が重くても、自分らしく日々を送りたいのは誰でも同じ願いです。人の個性を大切にして、その人らしさが表れるような毎日を目指しています。

24時間365日、一人一人に合わせた暮らしを一緒に考えながら毎日を過ごしています。食事の時間には、みんながいっしょに食卓を囲んで笑顔が溢れています。女性は女性が、男性は男性がお風呂やトイレ等全ての介護をしています。

施設では身体障害者手帳をお持ちの18歳以上の方が入居されています。多くは生まれつきの脳性麻痺の方々です。中には中途障害の方や交通事故の方もいらっしゃいます。利用には障害福祉サービス受給者証が必要です。

◎こんなことに力をいれています

日中活動

リサイクル活動や紙すき活動、創作活動を行っています。
創作活動では、カレンダーやポストカードをつくり、販売もしています。

同性介助

週3回の入浴では、男女別に曜日を決めて、同性介助を行っています。

食事形態

美味しく安全に食事を楽しめるように、歯科医師の指導のもと、食事形態を工夫しています。

外出支援

『私の時間』(ショッピングモール・スカイツリー・水族館・映画鑑賞・プロ野球観戦など)『プール外出』『誕生月外食』『ディズニーランド外出』『買い物外出』『個人外出』

音楽療法

月に1回 音楽療法士さんが来所して、7~8名のグループで音楽を楽しんでいます。自己主張が出来るようになってきました。

家族支援

月に1回の保護者会があります。保護者の方が自由にいつも出入りしています。家族の想いや願いを聞いて利用者さんの生活に役立てています。

ショートステイ

一日4名の方が、ショートステイを利用することができます。

◎ある日の一日

7:00 起床

朝はパジャマから着替え、身支度を整えて一日が始まります。

7:30 朝食

ご飯食かパン食が選べます。

10:00 朝の会

ラジオ体操・看護師さんがその日の体調を確認します。

10:30 日中活動

係の職員が年間計画を立てて、創作活動をしています。
PTのプログラムに合わせてリハビリをしている人もいます。

12:00 昼食

リクエスト給食 世界のメニュー など栄養士がバラエティに富んだ献立を考えています。

13:30 日中活動・入浴

週に3回入浴があります。もちろん同性介助です。

15:00 ティータイム・自由時間

個室やデイルームで、テレビを見たり音楽を聞いたり過ごしています。

17:30 夕食

その人に合せた食事形態を考えて提供しています。現在は4形態あります。水分にもトロミをつけている人もいます。

20:30 就寝

各個室でパジャマに着替えておやすみなさい。

◎人それぞれの個室のタイプ

いぶき療護苑で過ごす利用者さんの個室は畳の部屋、フローリングの部屋、ベッドの部屋などご自身で自由にアレンジしています。長い時間過ごすお部屋ですからご自身の好みで過ごしやすい空間に仕上がっています。

お問合せ先

いぶき療護苑

住所:千葉県松戸市五香5-10-4
電話番号:047-389-1010
FAX:047-389-1011